【自動二輪免許取得シリーズ】第12話、第2段階7時間目、8時間目
皆さんごきげんよう、かっかでございます。
連載してきた自動二輪免許取得シリーズですが、教習としては今回が最後の記事となってしまいました。
シリーズ的には卒検の様子と、卒業後の様子についてお話ししようかと思いますので、話数的には残り2話となります。
ここまでシリーズを読んでくださり本当にありがとうございます。
残り少ないですが、是非最後までお楽しみください。
さて、今回の記事では2段階最後の教習となる7時間目、みきわめを実施した8時間目の様子についてお話していきたいと思います。
7時間目
今回は2日ぶりにバイクに乗った実技教習でした。
今回の教習では立った状態でバイクを運転する立ち乗りの練習を行いました。
まずは広い道路でいつも通り1速で発進し、無事に発進が出来たらそのままバイクから立ち上がりバランスを取りながら走行します。
そして立ったままの状態でゆっくりとスラロームを行い、その後砂利道を走行しました。
立ったままの状態で砂利道はバンスが非常に取りづらく、砂利が深いところではタイヤが砂利に埋まってバランスを崩しやすくなったりととても運転しづらかったです。
その後は検定内容にはないのですが、波状路を立ったままの状態で走行しました。
ちなみに大型二輪では教習内容及び卒検で波状路の走行があります。
波状路は思った以上に段差が大きく、アクセルを少し吹かしてからクラッチを繋ぐようにしないと上手く走る事が出来ませんでした。
20分ほどたち運転の練習をした後はいつも通りコースを回ることに。
今回も発着場をスタートとして1コースから3コースまでを順番に回りました。
もちろん急制動を含めたすべてを実施し、コース順番、内容ともにミスなく走行する事が出来ました。
少し時間が余ったので残った時間で再度達練習をして、一本橋を立ったままの状態で渡ることに。
しかし、この時台風9号が接近しており時折突風が吹き荒れるというバイク教習ではあまりよくないコンディションに。
運が悪いことにバイクで一本橋を走行中に突風が吹き、突然の出来事にバランスをとる事が出来ずにあっさりと橋から転落してしまいました。
これが翌日の試験当日であれば一発で検定中止の不合格です。
最後の最後で突風というトラウマが刻み込まれてしまいました。
ちなみに後ろを教官が走っていたのですが、わたくしが落ちると同時に教官も突風にあ煽られて転落、教官曰くどうしようもないという事でした・・・笑
しかし、これが教習や卒検ではなく公道を走行中でもあり得る事なので、バイクに乗っているときの突風の怖さを知る事が出来ました。
みきわめ前の最後の教習も無事に終了し、残すは2時間目のみきわめのみとなりました。
みきわめの時はまた別の教官が担当することになっているので最後の教習をしてくれた教官とはお別れです。
休憩中に気持ちを入れ替えてみきわめに臨みます。
8時間目 みきわめ
いよいよ、バイク教習も最後みきわめがやってきました。
ここで結果が悪ければ卒検を受けれなくなるというとても大切な時間です。
教習時間少し前にみきわめを実施する教官がバイク格納庫にやってきました。
何となんと、その教官は入校式でお世話になった教官でした笑
みきわめの時には免許証の提示が必要なので、免許証を見せながらお久しぶりですという会話をしつつ、みきわめの内容の説明を受けました。
まずはいつも通りに完熟走行を実施した後に、発着場にてバイクを停止。
その後教官から1~3のいずれかのコースの指定があるのでそのコースを走行するというものでした。
完熟走行後に発着場でバイクを停止し一旦バイクから降ります。
今回指定されたコースは2コース、自分の中で1番得意とするコースでした。
今回はみきわめのため教官が後ろからついて回り、コースを覚えていますが、次に向かう場所を教えてくれるのでとても気が楽でした。
そしてそのままコースを無事に周回して発着場へ到着、1回コースを回れば終わりかなと思っていたのですが次は3コースを回りますとの指示が。
どうやら時間いっぱいまでは何度かコースを周回させてから問題ないかどうかをみきわめるようでした。
3コースも卒検でよく走っていると事前に教官から聞いていたので重点的に覚えていたためコースを間違う事はありませんでした。
先ほどと違い今回は一緒に走る教官からコースのアドバイスは無し、自分の記憶を頼りに走ることになりました。
今回も無事にすべてクリアして発着場に到着。
時間的にもう1度コースを走る余裕はなかったのでみきわめの結果報告となりました。
みきわめの結果は良好、無事に翌日の卒検受験資格を手に入れる事が出来ました。
みきわめの結果が良好だったので、バイクを格納後に翌日の卒検についての説明を受けました。
当日は試験開始10分ほど前に自動車学校に到着しロビーで待機、館内放送で教室に案内されるためそこで卒検の説明と、バイク教習の場合は走行するコースの説明があるとのことでした。
その後すぐに終了のチャイムが鳴り響き、バイクの教習はこれにて全て終わりとなります。
残すは翌日の卒検のみとなり、それに合格すれば晴れて卒業となります。
卒検の時に写真撮影をする時間はないだろうと思ったので、最後の記念にバイクや格納庫などの写真を数枚撮影して教習所を後にしました。
さて、次回はいよいよ卒検です。
自宅に帰って再度コース図を確認したりイメージトレーニングをしたりと、できることをしっかりしてから臨みたいと思います。