【自動二輪免許取得シリーズ】第11話、6時間目と学科の時間
皆さんごきげんよう、かっかでございます。
自動二輪免許取得シリーズがこのブログのメインになりつつありますが、2段階目の教習も終盤に差し掛かり、残すところあと3話となりました。
さて、今回は6時間目の教習と、唯一の学科教習についてお話をしていきたいと思います。
これから自動二輪免許を取得する人も1時間だけある学科の内容が気になるのではないかなぁと思います。
自分も入校時に学科で何をするのか詳細な説明はなかったのでとても気になっていました。
おそらくすべての教習所で内容は同じだと思うので、何をするのか気になる人は是非この記事をご覧ください!
6時間目
今回もバイクに乗っての教習ではなく、シミュレーターを使用した教習となりました。
内容は前回のシミュレーターと同じで、市街地を走行中の危険予知になるのですが、今回は1つ1つのコースが長く設定されており1つのコースで複数の危険予知をしながら事故を発生させないようにクリアしていくというものでした。
前回と同じで6つのコースが設定されており、広い幹線道路や狭い住宅街、曲がりくねった峠のような道や複雑に入り組んで交差点で見づらい道路などバリエーションに富んでいました。
1つのコースで約5分ほど走行するので1時間では終わり切らずに、次の学科の時間に最後の1コースを走行することに。
前回の教習時以上に趣味レーターの操作をしていたので終わるころには少し気分が悪くなりかけましたが、休憩をとることですぐに回復しました。
シミュレーターは酔いやすい人が長時間行うと画面酔いしてかなり気分が悪くなりますので、体調に異変を感じたらすぐに教官に伝えて休憩をとるようにしてください。
教習開始前には教官から同様のことを言われますので、無理をせずに必ず申告するようにしましょう。
学科の時間
さて、シミュレーター尽くしの1時間が終了し、いよいよ学科の時間になりました。
学科の最初は先ほどの時間で走行できなかった最後の1コースを走行し、その後学科の授業が開始されました。
学科と言っても授業を受けるのはわたくし1人だったのでとても気楽でした。
内容はバイクでタンデム走行(2人乗り)をする際の法令や注意点、特徴についてです。
バイクは自動車と違い免許を取得したからと言ってすぐに2人乗りをしてよいわけではありません。
これは法律でも定められており、違反した場合はもちろん罰則があります。
どのような罰則があるのかはここではあえて記載しないので、バイク免許を取得する人はしっかりと教習で勉強をしてきてください。
ここではなぜいきなり2人乗りがだめなのかという事をご説明したいと思います。
バイクはご存じの通りタイヤが2つある乗り物です。
つまり2つのタイヤで上手くバランスを取りながらも交通ルールを順守しつつ安全に運転をしなければいけません。
いうなれば自転車と似ています。
自転車もタイヤが2つでバランスを取りながら乗る乗り物です。
乗りなれた人は無意識のうちにバランスを取りながら乗りこなす事が出来ますが、初めての時はたくさん転んで泣きながら練習をした人もいるのではないでしょうか。
わたくしも泣きながら練習をした1人であり、今でも両膝に転んだときにできた大きな傷跡が残っています笑
バイクと自転車の大きな違いは自分でペダルをこいでスピードを出すか、エンジンを動力として車体を動かすかの違いです。
エンジンは大きな力があるので当然スピードがでます。
自転車は乗っている人によりますが、人の限界以上のスピードが出ることはあまりありません。
バイクの運転が未熟な人は、それに伴い転倒してしまうリスクも高いです。
さらに言えばバイクの教習は公道での教習がないため、実際に公道を走るのは免許を取得して自分のバイクを手に入れてからとなります。
バイクの運転技術が未熟な人がさらにバランスをとるのが難しい2人乗りをしたら転倒のリスクがさらに高くなり、事故にあい最悪命を落としてしまう可能性が高いのでバイク免許取得後すぐに2人乗りをすることが禁止されています。
法律上、バイクの2人乗りが出来る場合は以下の通りとなります。
一般道:自動二輪免許取得後1年経過後
高速道:20歳以上であり自動二輪免許取得後3年以上
ただし、排気量50cc以下の原付については2人乗りがそもそも禁止されているので上記条件を満たしていても2人乗りをする事が出来ませんので注意が必要です。
このことも教習所できちんと教えてくれますので、しっかりと覚えるようにしましょう。
学科の時間ではそんな2人乗りの法律、基本的なことや心がけるべきことをビデオを鑑賞して学びました。
教習所の教習でも教官の後ろに乗ることはあっても、自分が運転するバイクの後ろに教官を乗せて走行することはありませんので、この学科で学ぶのみとなります。
最後に危険予知のシミュレーターをした感想やビデオを鑑賞した感想などを書いて教官に提出し学科の時間は終了となりました。
本日の教習はこれにて終了となり、バイクに乗ることなく終わりました。
次回は2時間連続の教習があるのですが、いずれもバイクを使用した実技教習となります。
そして、次回の8時間目はいよいよ第2段階のみきわめとなります。
卒検を受験できるかどうかの大事なみきわめとなり、ここで結果が良くなければ補習が確定し卒検を受ける事が出来ません。
これまでの教習の成果をしっかりと発揮してみきわめを無事にパスし、卒検を迎えれたらいいなと思います。