【自動二輪免許取得シリーズ】第9話、第2段階2時間目、3時間目
皆さんごきげんよう、かっかでございます。
前回みきわめに無事合格し、第2段階へ進む事が出来ました。
第2段階最初の教習はシミュレーターだったのでバイクに乗っておらず、今回の教習が初めてのバイクを使用した教習となります。
バイクも第1段階で使用していた青いバイクから黄色いバイクへ本格的に変わり、教習内容も卒検のコースを覚えることをメインとしたものに変わっていきます。
今回はそんな第2段階の2時間目、3時間目の様子についてそれぞれ記事にまとめたいと思います。
2段階2時間目
今回の教習は午後2時からという暑い時間帯での教習となりました。
教習前にいつも通りプロテクターを装着して準備していたのですが、あまりの暑さにそれだけで汗だくに・・・。
夕方や夜間の涼しい時間帯での教習前はあまり水分を摂らないのですが、今回は熱中症の心配もあったので教習前も多めに水分を補給しておくことに。
このことが幸いしたのか、かなり暑かったですが2時間連続の教習も体調を壊すことなく無事に乗り切る事が出来ました。
この時間の教習は初めに卒検の2コースを1度回った後に、わたくしが苦手としていたスラロームを改めて練習することに。
今回はタイムを計測しながらの練習を実施して、スラロームが目標タイム内にクリアできているかも併せて確認しました。
ちなみに、普通自動二輪の場合スラロームは8秒以内でクリアをしなければなりません。
最初はいつも通りスラロームを走行、結果は6.8秒と基準タイム内でした。
次に教官にアドバイスをもらい何度か練習をした後に再度測定。
結果は大幅なタイムアップをして6.1秒、教官からもう少しで5秒台を目指せるといわれたので次は走行ラインも意識して何度か練習、最後の測定で自分でも驚きの5.6秒というタイムをたたき出し、最初のタイムと比べて1.2秒もタイムアップする事が出来ました。
タイムアップしたことに伴い、ぎこちなかったスラローム走行もタイムアップ後には見違えるほどスムーズになりました。
荷重移動など、まだまだ煮詰めればタイムアップできる場所はあったのですが、卒検当日に攻めた走りをしてコーンに接触しては意味がないのでほどほどで終了することに。
しかし、今回の練習のおかげで1番苦手としていたスラロームがとても楽しくなり、1番好きな場所になってしまいました笑
スラロームをひとしきり楽しんでタイムアップをした後は、発着所をスタート、ゴールとした卒検と同じ状況で1コースから順番に回ることに。
あまり時間がなかったので今回の時間は第1段階と同じで1コースを回りました。
すでに何度か1コースは走行していたので教官の先導なしでもコースを間違うことなくすべてクリア。
急制動は2段階で練習を実施するため、まだ行ったことはなかったのですがせっかくだからと検定より低い速度で急制動も実施することに。
個人的に1番転倒の心配をしていた急制動ですが、低い速度から徐々に速度を上げていくことでコツを掴み、転倒することなく実施が出来ました。
この時間は1コースを回ってそのまま終了となり、次の時間も同様にコースを回ることになりました。
2段階3時間目
10分間の休憩で再度多めに水分補給を行い、連続となる3時間目の教習が始まりました。
今回の時間はこれまで回ることがなかった2コース、3コースを実際に回ってみることに。
教習前に自宅でコース図を眺めてある程度は覚える事が出来ていたので、教官の先導なしで走ってみることに。
まずは2コースから走行します。
ちなみに各コースの回る順番は以下の通りです。
1コース・・・一本橋→スラローム→S字→クランク→急制動→進路変更→踏切→坂道発進
2コース・・・坂道発進→急制動→進路変更→踏切→一本橋→スラローム→S字→クランク
3コース・・・坂道発進→急制動→進路変更→スラローム→S字→クランク→踏切→一本橋
と、このように中々ランダムなコース設定をされており覚えるだけで一苦労です。
ちなみにこの記事を書いているときは自分の復習の意味も込めてコース図を見らずに書いてみました。
後でコース図の画像をアップするので、きちんとあっているか記事を見た皆さんで答え合わせをお願いします笑
覚えたばかりで記憶があいまいでしたが、覚えなければいけなかったので自分が先導して走ってみることに。
教官からは間違えてもいいからとりあえず走ってみようとのことだったので、あまり気負わずに走行しました。
急制動に関しても30kmで問題なく出来たので、少しスピードをアップして35kmでチャレンジしてみることに。
ちなみに卒検当日では40kmで急制動を実施しなければその時点で不合格となります。
コースを思い出しながら各所の注意ポイント、交差点の安全確認など頭で考えることがたくさんですが、落ち着いて1つずつクリアしていくことに。
交差点もいつも以上にしっかり確認をして車が来ている場合はしっかり停止を心がけてコースもしっかり思い出しながら走行しました。
結果、2コースはミスなくクリアし、急制動も指示のあった35km/hで問題なくクリアできました。
残りは急制動で40km/h出せればそれ以外は文句なしとのことで、一安心、続けてイバン記憶があいまいな3コースにチャレンジすることに。
3コースも2コースと最初は同じなので坂道発進、急制動、進路変更をスムーズにクリアしました。
3コースで厄介なのはここからで、1,2コースは全て一本橋→スラローム→S字→クランクという流れなのですが、3コースだけは一本橋が一番最後になっています。
そのため、いつもは直進する交差点も3コースだけ右折と少しややこしいコース設定になっており混乱しやすいです。
わたくしはそう言ったややこしい場所を重点的に記憶していたので交差点でも進路を間違うことなくスラローム、S字、クランクをクリアしました。
ここまでくれば後は踏切と一本橋だけなので、交差点もすべて曲がる方向は同じのため迷う事はありません。
そのまま残りのコースもしっかりとクリアして無事に発着場へ到着、バイクを停車してエンジンを切りバイクを降りて終了となりました。
教官からの判定は、3コースも急制動を指示した速度でクリアしているから今のところ問題なし、その他についてもコースの走行ミスなど全くなかったため卒検であれば合格圏内とのコメントをいただきました。
急制動については後日の教習で正式に練習をするため、どのような感じかつかめていれば今回はそれでよいとのことだったので、指示のあった35km/hですべて実施しました。
コースについても各コース問題なく記憶できていたので良かったです。
このまましっかりと自宅でもコース図を眺めながらコースの復習とイメージトレーニングを繰り返して卒検に備えておきたいと思います。
これが各コースのコース図です。
バイクの教習を受ける際には入校したタイミングでコース図を貰う事が出来ます。
このコースは卒検当日にどのコースを走行するか連絡があるので3つ全てを覚えておく必要があります。
コース図だけ見てもどこがどのようになっているかわかりづらいと思いますので、簡単に説明をしていきます。
まず発着場ですが、各画像の右下にある場所が発着場となります。
小さくてわかりづらいかもしれませんが塗りつぶした▼が記載されている場所です。
次に左上にある場所が坂道発進の場所になります。
画像で分かりやすく言うと「普通二輪卒業検定」と書いてある下の部分になります。
次に、ちょうど真ん中にある場所が一本橋になります。
その右側に固まってある場所が、上からスラローム、スラロームの真下に左からクランク、S字とあります。
急制動の場所については、中央の交差点前に波線が引いてある場所が急制動のポイントです。
その先に障害物があり、進路変更のポイントとなります。
最後に進路変更の少し上にある場所が踏切となります。
分かりにくいかもしれませんが、以上がコース図の説明となります。
教習生は実技教習を行いながらこのコースを覚え、教習内でも実際にコースを走行するので早めに覚えておく必要があります。
また、教習内容によっては3つのコースを回る事が出来ない場合もあるので、教習時間内にすべてのコースを回って練習できるとは限らないとの事なので、自宅などで時間を見つけて覚える必要があります。
卒検当日にコースを覚えておらず、間違えた場合はその時点で不合格となり検定は中止になるので、必ず覚えて確実にコースを回れるようにしておく必要があります。
自動車教習の場合には隣に試験官が同乗しており、その都度指示をされるので何も覚える必要はないので検定はかなり楽なのですが、バイクは自分で覚えてしっかり走る必要があるので、教習以上に厄介なポイントなのではないかなと個人的に思います。
ちなみにコースを覚えることは基本的にどの教習所も同様なので、バイク教習を受けようとする人はコース図暗記は絶対だと思っておいたほうがよいでしょう。
わたくしはあと4日で卒業検定を迎えます。
残された少ない時間でできることは限られていますが、悔いのないようにできる限りを尽くして卒検に臨みたいと思います。
バイク教習を受けている人、わたくしと同じでもうすぐ卒検だという人、ともに頑張りましょう!