【おデブさん向け】快適な睡眠の大敵、いびき!原因と対策方法を解説!
おデブさんにとっての共通の悩み、それは睡眠時のいびき。
1人暮らしでは気になることはないのですが、実家で暮らしていたり恋人と同棲していたり家族がいる場合には、知らないうちに大きないびきで迷惑をかけていることも・・・。
かくいうわたくしもそんな悩みを持つ1人であり、実家に帰省した時や家で寝ているときのいびきがうるさすぎると毎回のようにクレームの嵐です。
今回はそんないびきのメカニズムや対策についてまとめました。
1.いびきの原因とは
対策の前に、なぜいびきが発生しているのかを解説したいと思います。
一口にいびきと言っても、様々な原因がありそれぞれ対策方法も異なってきます。
①睡眠時無呼吸症候群
おデブさんのいびきの原因の多くは、この睡眠時無呼吸症候群であると言われています。
その名の通り、睡眠時に呼吸が止まったり、止まりかけることが一晩のうちに複数回発生する病気で、いくら長い時間睡眠をとっても朝起きたら気怠さや眠気を感じたり、昼間に強い眠気を感じるという症状がある人はこの病気である可能性があります。
睡眠時の出来事であるため、気付くことは稀ですが、上記のような症状がある場合には疑ったほうが良いでしょう。
現在300万人の潜在患者がおり、21世紀の国民病と言われるほど身近な病気となっています。
現在は治療法や検査方法も確立されており、適切な処置を行えば改善するのですが、放置しておくと高血圧や心臓病などを引き起こす可能性があります。
②鼻づまり
次にいびきの原因として考えられるのが、鼻づまりです。
慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎を患っている人は鼻での呼吸がしずらく、必然的に口呼吸となってしまう為いびきをかきやすくなってしまいます。
他にも鼻中隔湾曲症や鼻ポリープなどが原因となりいびきをかいてしまう場合もあります。
③風邪や疲労・飲酒など
上記の場合は軌道が狭くなっており、口呼吸をしやすい状況になっています。
口呼吸をしやすい状況で睡眠を取ると、必然的にいびきをかいてしまう可能性も高くなります。
しかし、これらが原因である場合にはいびきも一時的なものの可能性があります。
飲酒を控えたり体調がよくなれば自然といびきも改善するためあまり気にする必要はありません。
2、原因別のいびきの対処方法
いびきの原因がいくつか分かったところで、次は各原因の対策についてそれぞれ開設をしていきます。
①睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群の可能性に心当たりがある場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診して、検査をしてもらいましょう。
家族や同居人がいる場合には、いびきがうるさいとクレームを貰った時点で勇気をもって尋ねてみると検査の時に役立つ大きな情報を入手する事が出来ます。
1人暮らしの場合は誰かに尋ねるという事は出来ないと思うので、寝起きや日中帯に感じる症状を確認してから耳鼻咽喉科を尋ねるとよいでしょう。
朝起きた時の気怠さや日中帯の強い眠気に関しては、風邪などで体調が悪い時にも発生する事がありますので、数日様子を見て毎日、若しくは頻繁にその症状が出るようであれば受診をお勧めします。
近くの耳鼻咽喉科で精密な検査が出来ない場合は睡眠内科等の専門医を紹介してくれるので、まずは近くの耳鼻咽喉科に相談をしましょう。
②鼻づまり
鼻詰まりも対処については睡眠時無呼吸症候群の場合と同じで、耳鼻咽喉科を受診して医師の診断や指示を仰ぐというのがメインとなります。
精密検査を実施し、自身の症状にあった適切な治療を行ってもらう事でいびきの症状も改善します。
③風邪や疲労、飲酒など
この場合はまず自身の体調を整えることが1番となります。
風邪をひいている場合はかかりつけ医を受診して薬を飲むか、症状が軽いようであれば市販薬などで様子を見てしっかりと休養を取りましょう。
疲労がたまっている場合も無理をせずにしっかりと体を休めることが大切です。
仕事終わりに帰宅してからの晩酌は楽しみかもしれませんが、いびきという悩みがあるのであれば晩酌や寝酒を控えてみて様子を見ましょう。
それでもいびきが改善しない場合は、別の原因がある可能性があるため、しばらく様子を見てもいびきが治らない、段々悪化しているという場合には耳鼻咽喉科を受診して検査することをオススメします。
3.自宅でできるいびき対策法
さて、ここまでは原因とそれらに対する対処方法について説明をしてきましたが、次は自宅でお手軽にできるいびきの対策方法をいくつかご紹介したいと思います。
仕事が忙しくて病院に行く時間が確保できない、休みが不定休で中々予定が立てれないという人は是非下記の対策を試してみてください。
①横向きに寝る
自宅で手軽にできる対策方法、まず1つ目は横向きに寝るという事です。
仰向けで寝るという人が多いと思いますが、仰向けに寝ていると気道が塞がれて口呼吸になり、結果いびきをかいてしまうというリスクが高くなります。
その反面、横向きに寝ると気道が確保されて呼吸も安定するのでいびきをかきづらくなるのです。
横向きに寝ると寝返りなどを打って仰向けになってしまって意味がないのではないかと思いますが、そんな時は抱き枕を活用する、仰向けに寝返りを打たないように背中側に毛布やクッションを置いて、仰向けにならない対策などをするとよいでしょう。
②ダイエットする
おデブさんのいびきは肥満が原因となっていることも多いです。
肥満というとお腹や腕などに脂肪がついているというイメージが強いかと思いますが、自身の目の見えないところにも脂肪は付きます。
喉の周りも例外ではありません。
喉に脂肪がついているという事は、それだけで気道がふさがれてしまい呼吸がしづらくなりいびきをかきやすくなります。
最近体重が増えてきていびきの悩みも出てきたという方は、自身の安定した睡眠の為にも思い切ってダイエットをしてみてはいかがでしょうか。
肥満が原因であれば体重を減らすことでいびきも改善する場合があります。
③寝室の湿度を保つ
次の対策は寝室の湿度を保つ、という事です。
この対策は主に冬場に行うとよいでしょう。
寝室の空気が乾燥していると鼻詰まりが起きやすくなり、いびきの発生や悪化の原因となってしまいます。
朝起きて喉がイガイガするという事を感じるのであれば、それは部屋の湿度が低くなっているという証拠でしょう。
加湿器などを準備するという手間とお金は少しかかってしまいますが、自身の喉と睡眠の安全を確保するためには必要な対策と言えるでしょう。
また、併せて湿度計も買っておくと自分の部屋の湿度がどれくらいなのかを把握する事が出来るのでおススメです。
④いびき防止グッズを使用する
最後の対策方法は、いびき防止グッズを使用するです。
近年では睡眠に関する悩みと同時にいびきに関する悩みも増えてきたこともあり、ドラッグストア等でも睡眠グッズと並んでいびき防止グッズがラインナップされるようになってきました。
代表的なグッズを上げるならば、睡眠中に口呼吸を抑えるテープや鼻腔を広げて鼻通りをスッキリさせる鼻腔拡張テープ、歯を固定して口呼吸を抑えるマウスピースなどがあります。
ただし、マウスピースについては医師の診察を受けたうえで病院から出される可能性があるのでドラッグストアにおいてある可能性は低いでしょう。
まとめ.自身のいびきの原因をしっかりと把握・対策して快適な睡眠生活を!
ここまで、いびきの原因や対策についてご説明しましたが、思い当たる原因はありましたでしょうか。
ここまでに述べたようにいびきと言っても様々な原因があり、自身の原因にあった対処をしなければ改善しない可能性、最悪の場合悪化する可能性すらあります。
自宅で出来る対策方法もご説明しましたが、一時的なその場しのぎでしかありませんので、いびきでお悩みの方は時間をしっかりと確保して1度耳鼻咽喉科を受診しましょう。
健康的な生活は快適な睡眠がなければ得ることは難しいです。
病院に行くことに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、快適な睡眠ライフと将来の健康の為にも勇気をもって受診しましょう。