【自動二輪免許取得シリーズ】第13話、卒検の時間
皆さんごきげんよう、かっかでございます。
自動二輪免許取得シリーズをここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
早いもので教習も順調に終わり、いよいよ卒検当日を迎えました。
今回の記事は卒検の様子について書いていきたいと思います。
なお、卒検当日の流れについては各教習所で少し違ってくるかと思いますので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
卒検当日
いよいよ卒検当日の朝を迎えました。
卒検は9:20から開始されるとのことだったので、9:00少しすぎには自動車学校へ向かいました。
卒検なのでいつものようにヘルメット、グローブ、長袖、長ズボンという教習と同じ姿で挑みます。
教習所に到着してからは卒検受験者は校内放送で教室に案内されるとのことだったので案内があるまでロビーで待機していました。
まだ時間に余裕があったので念のために持ってきたコース図を見ながら最後のイメージトレーニングを行いました。
待機しているときに教習でお世話になった教官方からたくさん声をかけていただき、勇気がもらえました。
ちなみに緊張していたかと言われるとそうでもなく、前日も爆睡しましたし、夜中までモンハンをしてお肉焼いたりモンスターひたすら討伐していました笑
そして校内放送で卒検受験者は指定された教室へ向かうように案内されたので、自動車の卒検を受ける生徒さんたちとともに教室へ入りました。
教室に入って知ったのですが、この日卒検で自動二輪に乗るのはわたくしだけだったようで、先に自動二輪の卒検について説明が1分ほどあり、その後卒検で走行するコースが教えられました。
ちなみに今回走行するコースは3コース、教官たちが卒検でよく走ると教習初期からアドバイスをしてくれていたコースであり、個人的に1番好きで走りやすいと思ったコースでした。
ロビーで待機中に2コースとかいう中途半端なとこを指定されたらどうしようなどと無駄な心配をしていましたが、杞憂に終わってホッとしました。
ともあれ、コースも判明して説明も終わったので、バイク格納庫へ向かい準備をするよう指示をされて教室を後にしました。
自動車の卒検を受ける生徒さんたちは自分が退出した後に詳細な説明があったようで、結構長い時間教室にいました。
バイクの卒検は自分だけだし、好きなコースだからという事でこの時点でもう緊張は全くなく、早くバイクに乗りたくて逆にルンルンとしていました笑
バイク格納庫へ向かう途中で、これから自動車教習を行う担当教官にも遭遇したのですが、あまりにもルンルンな様子を見て「おまえ・・・これから卒検ってわかっちょるよね??」と言われる始末。
うん、頑張る!とニコニコ顔で返した自分を見る教官は明らかに呆れて「あいつほんまもんのアホや(´・ω・`)」みたいになっていましたがお構いなし笑
バイク格納庫に到着すると担当する試験官から再度コースの説明と、卒検内容の詳細な説明、採点方法などの説明がありました。
特に質問はなかったので準備をしてから卒検のスタート地点となる発着場へ向かいます。
卒検開始前に担当試験官が1度卒検に使用するバイクでコースを試走するという事だったのでコースの最後の復習のために走りを眺めようと思っていたらまさかの準備している間に走行を終わらせてしまうというちょっと笑える状況が発生・・・。
何食わぬ顔で発着場にやってきた試験官からバイクを渡されて、試験官が卒検の様子を確認するための塔に到着するまで待機することに。
バイクの教習では開始時点で完熟走行として外周を走ったりするのですが、卒検の場合は完熟走行がないとのことで合図があったら卒検本番が開始となります。
いつもより入念にストレッチをしながら試験官が塔に入り合図を出すまで待ち、試験官の合図がありいよいよ卒検がスタートしました。
隣には担当教官が乗車する自動車教習生の車が停車していたので、スタートの時点では先に行ってもらおうと少し様子を見ることに。
しばらく待ってても自動車が発車する気配がないと思っていたら教習生の女の子がこちらにアイコンタクトをしてお先にどうぞと合図をしてくれました。
改めて、卒検スタートとなりました。
最初は坂道発進なのでいつも通り坂道で停車して、発進します。
問題なく坂道発進はクリアできました。
次は急制動、進路変更となるので急制動に備えて待機場所でウィンカーを出しながら停車し、試験官の合図を待ちます。
試験官から合図があったので、発進時の安全確認を実施してスタート、時速40kmまで加速してから急制動区間でブレーキをかけて停車します。
速度も40km以上を維持して、区間内で停車できたのでこれもクリア。
教官から試験再スタートの合図があったので引き続き進路変更へと移ります。
進路変更も問題なくクリア。
スラロームもいつも通り走行パイロンへの接触なくクリア、S字クランクもいつも通りの走行で難なくクリアできました。
ここまで来たら残すは踏切と、一本橋のみです。
踏切は自動車と同じで一旦停止して左右の安全を確認後発進するだけなので全く問題なし、いよいよ最後の一本橋へやってきました。
一本橋は落ちてしまったらその時点で卒検は不合格になる、個人的に卒検で1番厄介な場所だと思っています。
しかも、台風の影響があったとはいえ、直前の教習では一本橋から落ちてしまうということもあり、さすがに少しの緊張がありました。
卒検の日は風も少しあったので、不安な要素はできるだけ排除しようと風が収まるまで少し待ち、収まったタイミングで発進の安全確認を実施して発進します。
心の中で秒数をカウントしながら、落ちないように慎重かつ大胆に一本橋を走行、橋に乗った段階でかなり安定していたこともあり心の余裕が出来、早い秒数で渡り切ってしまわないようにスピードをコントロールしながら通過、落ちることなくわたり切る事が出来ました。
ここまで来たら後は発着場に戻りバイクを停車して試験官に手を挙げて終了の合図をするだけなので、何も難しいことはありません。
そして、無事に発着場へ到着し、バイクのエンジンを切って後ろの安全確認をした後にバイクから降車、サイドスタンドを立ててバイクから離れて試験官に手を挙げて終了の合図をしました。
試験官がこちらの合図を見たことを確認後に手をおろして、試験官が到着するのを待ちます。
走行後は試験官からのアドバイスがあり卒検の走行は終了しました。
走行時間は約10分ほどで、本当に指定されたコースを走行するだけなのであっさりと終了しました。
合否の通知はその場でされるものと思っていたのですが、どうやら違うみたいで、プロテクターなどの装備を脱いでからロビーで待機するように指示されたので、
装備を元に戻してからロビーで待機していました。
5分ほど待機していると試験官ではなく校長先生のほうから合否の発表があり、結果は無事「合格」でした。
合格通知を貰った後は卒業証書の作成などがあるとのことだったので10分ほど待機、
その間に教習を終えて担当教官が戻ってきたので合格した旨を報告し、しばし雑談をして過ごしました。
再度校長先生に呼ばれて、教習所の奥の応接間のような場所で書類の確認と受け取りを行い、自動車学校でのすべての過程が終了し卒業となりました。
わたくしは自動車免許を所持しているため免許証の「併記」が必要となるのですが、平日の8:30~9:30の間でしか受付をしていないとのことで、翌日に行くことになりました。
自動二輪免許取得のために自動車学校へ通学した感想
今回ブログの企画の1つとして始まった自動二輪免許取得シリーズですが、身長168cm、体重93kg、短足で体の柔軟性がかなり乏しいかっかでも無事にバイクに乗れて卒業までできるのかという検証も兼ねたものだったのですが、結論としては自動車学校にある400ccの教習車に問題なく乗車する事が出来たし運転で小回りもなんなく行う事が出来ました。
なので、太っていようが問題なくバイクは乗れるし、しっかりと練習をすればバイクを扱いきれるようになります。
おデブさん、ぽっちゃりさんでも楽しい人生を送ってもらうために身体を張っていろんなことにチャレンジしていくシリーズの第1弾ですが、いかがだったでしょうか?
もしかしたらこのシリーズを呼んだくださっている人の中に、「自分は太っているからバイクなんて似合わない」と思って興味があるけど中々教習所に通うことにためらっている人がいるかもしれません。
しかし、それは単なる思い込みに過ぎないので興味があるのであれば勇気をもって自動二輪免許の取得にチャレンジをしてみてください!
最初はたくさん転倒したり挫折したりすることもあるかと思います。
しかし、教習所では誰しもが経験することです。
わたくしも苦手な個所がいくつかあり、短い教習時間の中で教官にお願いをして何度も何度も集中して練習をしてきました。
最初からセンス良く乗りこなせる人はいないですし、太っているからなんて言うのは全く関係ありません。
バイクに乗ってみたい、免許を取得して好きなバイクを購入してツーリングやキャンプツーリングに行ってみたいという人は太っているから、似合わないからなんて思わずにどんどんチャレンジしてみましょう。
教習でもバイクに乗れる時間はとても楽しかったですし、難しいこともあったけど卒検を受けるころには入校した時よりもはるかにうまくバイクを乗りこなせるようになって格段に腕が上がっていることが実感できるので充実感もあります。
興味がある人は免許を取得して、是非楽しいバイクライフを送ってください♪
さて、次回はいよいよシリーズ最終回です。
最終回の内容は、免許センターで免許の併記を行った様子を書いていきますので、どのように免許が出来上がるのか気になる人は是非ご覧になってください!